Last Updated on 2024-01-09 by heragorou
「award」は日本語で「賞」のこと。英語圏では「diploma」で発行されることもあります。アマチュア無線で有名なところでは DXCC(DX century club)=世界中の100以上のエンティティ(国とか地域、場合によっては離島等)と交信してQSLカードを得ます。WAZ(Worked All Zone)=アメリカのCQマガジン社が定める世界40ゾーンのアマチュア局と交信してQSLカードを得ます。日本はゾーン25に属します。国内では WAJA(Worked All Japan Award)=日本国内の1都1道2府43県のアマチュア局と交信し、 QSLカードをそれぞれの都道府県のアマチュア局から各1枚得ます。詳しくはJARL(日本アマチュア無線連盟)発行のアワードはこちら。世界の主要なアワードについてはこちら。
↑ 開局して3年目に日本全国の100市と電信(トンツー)のみで更新してもらったアワード(JCC100=Japan Century Cities)。特筆すべきはCW特記順位がついていることです。(1974年当時で特記順位がつくのは確か100番までだったと思います。)2023年現在のアワード発行規定では特記の発行順位10番以内となっているので、こんな特記は二度と見ることができないものです。
↑ 開局して4年目に全国1都1道2府43県と電信(トンツー)のみで交信してもらったアワード。アワードについても震災のドサクサで行方不明になったものが多数ありますが、これはいわば記念碑的なアワードで残っていてくれてよかったです。東灘区にいた頃、自室に飾っていたので押しピンの跡が残っています。アマチュア無線を始めて誰もが恐らく最初に手にするアワードは AJD(All Japan Districts)だと思います。私も取得していますが、前述のようにどこかに行方不明となってしまいました。
↑ 海外のアワードで最初に取得するのはWAC(Worked All Continents=世界の6大陸と交信してQSLカードを得る)だろうと思います。私も取得しているのですが前述のとおり行方不明になってるアワードのひとつです。写真のアワードには「アマチュア無線局JH3UWZは、200のDX局との交信に成功し、優れた運用能力を証明した。」との記載がありますが、発行団体とかは今となっては不明です。発行人のWB8RTRも免許失効となっています。
↑ 「ポートピア’81」開催を記念して発行されたアワード。運用委員としても8J3XPOにも参加しました。