インターネット環境と自宅PCについて

Last Updated on 2024-02-17 by heragorou

インターネット環境

自宅内LANはSoftbank光回線(1GHz)を利用してWANと接続しています。2023年2月までeo光を利用していましたが、100MHz回線だったのでSoftbank光に変更しました。100MHzが1GHzに変わっても正直体感的に大きな変化は感じませんでした。ただ、孫とLINEのビデオ通話をする時はあまり途切れることがなくなり効果が実感できます。やはり、動画では違いが出てくるみたいです。WANはSoftbank標準ルーター 「E-WMTA 2.4」TP-Link 「Deco X50」を経由して宅内LANにルーティングされます。NTPサーバーを含むファイルサーバーとメインPCには固定アドレスを割り振っています。NTPサーバーは秋月電子のNTPサーバーキット(K-07339)を使っています。外部NTPサーバーに繋ぐこともできるのですが、より正確な時間にしたい、との限りない欲望のため、同じく秋月電子の新GPS世界時計キット(K-11965)を時刻参照源としています。これで Stratum1 のNTPサーバーになります。LAN内からこの時刻サーバーに繋ぐことで外部NTPサーバーへのトラフィックも軽減でき、しかもより正確な時刻補正ができるので一石二鳥です。

PCとタイムサーバーを同期させる機能はWindowsにも搭載されていますが、使い勝手が悪いのでサードパーティのソフトウェア、「NET TIME」を使っています。普段は自宅LAN内のNTPサーバー(192.168.3.25)に同期させていますが、何らかの理由で同期できない時のために外部NTPサーバー(ntp.nict.jp等)も設定できます。

インターネットを始めた頃は電話回線を利用していたので速度は遅く(ISDNでやっと64kbps)WEBやメールを閲覧するのがやっとでした。ISDNサービスはまだ続いているようですが(使っている人いるのかな?)それも2024年1月にサービス終了となるようです。さて、現在使っているソフトバンク回線の速度はどれくらいなのかな、と思って速度測定サイトで調べてみました。曜日、時間帯によって変動しますが下図はベスト値に近いのではと思います。(2023年10月25日16時頃測定)単位は、ISDNがkbps、下図はMbpsなので単位ベースでも1,000倍違います。これぐらいの速度が出れば動画視聴もそんなに苦にはならないレベルです。契約上は1Gbpsですが実行速度は前述のように曜日、時間帯によって変わるのでこれぐらいになれば上等ではないかと思います。

↑ 自宅PCのダイアグラム

speedtest.net/jaで調べた我が家のネット速度。これはベストパフォーマンスだと思います。曜日、時間帯によってこれより悪くなることもあります。

自宅PC環境

現行のメインPC(現行機)は2022年8月に自作したPC(Corei7 12700F、メモリー32GB、OS Windows11 Pro、M2.NVMe SSD 1TB、HDD 4TBx3台、ミドルタワーケース使用)を使っています。何年ぶりかで新しいケースを買って自作したのですが、最近は光学ディスクの搭載を考慮していないのとM2.ディスクの使用を前提にしているので5インチスロットや3.5インチスロットが少なくなっています。なので、大きさはあまり変わらないのにHDDが3台しか積めません。ただ、起動ディスクにM2.NVMe SSDを使ったので立ち上がりはメチャクチャ早いです。今までHDDを起動ディスクにしていましたが、とてもとてもHDDに戻そうという気にはなりません。デジカメ写真や各種ドキュメントデータはこのPCで作成、現像、印刷をおこないデータは内蔵ハードディスクに保管します。M2.NVMe SSDは速度は速いのですが、まだまだ容量が少なくデジカメのように大容量データの保存には残念ながら適していません。そこで棲み分けをおこなっています。そして後述のように定期的にファイルサーバーにバックアップしています。

↑ 現行機の頭脳 intel corei7 12700F(実際にはこの上に冷却ファンが載っています)

↑ 現行機のマザーボード ASUS PRIME H670-PLUS D4 。CPU、メモリースロットにはまだ何も入っていない状態。

↑ メインメモリ DDR4 3200 16GBx2

↑ 記憶装置 M.2 SSD 従来のSSDよりOSの立ち上げがさらに早くなりました。かなりの発熱があるのでオペレーション時はこの上に放熱板が載っています。

サブPCは3台あり、1台目は「ASUS タブレット TransBook T100HA(Atom x5-Z8500、メモリー2GB、OS Windows10 Home、記憶装置64GB)。このPCは2016年、海外旅行に行く際に買ったものですがスペック的にもWEBとメール閲覧限定といってもいいでしょう。欲張って写真等の大きなデータを触ろうとすると処理に膨大な時間を要し(www)とんでもないことになってしまいます。ただ、軽いので旅行の際には重宝します。

↑ ASUS TransBook T100HA

サブPC2台目は「富士通 ノートPC A574(Intel Core i5-4210M、メモリー16GB、OS Windows10 Pro、1TB SSD)」でこれは中古で購入しました。もともと業務用に使われていたPCらしくWi-Fi、DVD-ROMは外付けで、オリジナルのSSDは250GBだったのを1TBに換装しています。2016年製ですがスペック的にはまぁまぁだと思っています。現在、主にアマチュア無線のFT8に使用しています。FT8 PCのスペックは corei3以上、メモリー4GB以上なのでこのノートでも十分使えます。ただ、メインPCに比べると明らかにデコード処理は遅いのがわかります。

↑ 富士通 ノートPC A574

サブPC3台目は「Panasonic Let’s Note CF-SZ5PDYVS(Intel Core i5-6300U、メモリー8GB、OS Windows10 Pro、500GB M.2SSD)」。これは2023年11月に中古で購入しました。前述の富士通A574は15.6インチで画面は大きいのですが持ち歩くにはちょっと重いのとかさばるのでこのノートにしました。メチャ軽いし小さいので、アマチュア無線の野外運用の際には大いに役に立つのでは、と期待しています。この記事が本機の特徴をよくつかんでいてわかりやすいです。

↑ Panasonic Let’s Note CF-SZ5PDYVS

ファイルサーバーは OSに TrueNAS Core を使って内蔵されているSMB を走らせています。TrueNAS1は以前使っていたメインPC(Corei7 4770K、メモリー32GB)を流用、HDD 6TBx5台を搭載しています。TrueNASのファイルシステムはZFSをRAIDZ1で動かしているので実質容量は24TBになります。TrueNAS2はHP ProLiant MicroServer(AMD Turion II NEO N40L、メモリー8GB)、HDDは4TBx4台を搭載しています。TrueNAS1に比べると随分見劣りし、かなりの年代物ですが、ファイルサーバー用としてはまだまだ十分な性能を持っています。こちらもTrueNAS1と同等のファイルシステムですとなっています。両方合わせると36TBとという途方もない容量で生きているうちに使い切ることはないと思うのですがwww、まぁ興味本位ということで・・・これでPC本体に保存されているデジカメ写真データや自炊用本データ、そして最近カムバックしたアマチュア無線用交信ログデータのバックアップをおこなっています。デジカメ黎明期の画像データの殆どをHDDクラッシュ等でなくしてしまった身としては大事なデータを失った悔しさは決して忘れることはありません。なお、バックアップ用ソフトはAcronis True Image 2021を使って、ほぼ毎日バックアップをしています。

歴代PC

初めてのパソコンはNEC PC-9801NS/Aというノートパソコンでした。CPUはi486SX(33MHz)、メモリー640KBという今では考えられないスペックでしたが、それまで使っていたワープロ専用機(NEC 文豪mini5G)に比べるとソフトウェア次第でいろんなことができました。ただ、OSはMS-DOSでCUIベースでしたから操作は非常に煩雑でした。周辺機器を接続する際もデバイスドライバの組み込みが煩雑で今のように接続すればすぐに認識するというものではありませんでした。

画像は下記サイトより拝借しました。

https://www.pc98factory.com/products/detail.php?product_id=1924

2代目PCはPC-9821Cx。初代CanBeシリーズのディスプレイ別体型です。1995年1月、正月明けに上記のNS/Aを下取りに出して本機を買ったのですが、1週間ほど後に例の大震災が神戸を襲います。CanBeも吹っ飛んでしまいましたが、幸いディスプレイも本体も異常はありませんでした。OSにはWindows3.1が搭載されGUIができるようになりDOSよりもはるかに操作性は良くなったものの、MS-DOSの上で動かしているのでいろんな制約がありました。

3代目以降はデスクトップ型は自作をするようになりました。ちょうどWindows95が発売された時期でこのOSのおかげでインターネットへの接続が随分容易になりました。自作機の写真は残っていないのでCPUの写真のみになります。

これ以外に、PentiumⅡ、PentumⅢでも作っていますが、残念ながら写真が残っていません。

↑ 現行機の1代前の自作機 corei7 4770K を入れるケース。久しぶりの新しいケース、この当時のケースは非常に拡張性が高くSSD1台、HDD5台を入れることができさらに5インチベイが二つついているので光学ドライブとアダプターをつけて3.5インチ又2.5インチディスクを入れることができました。写真はマザボ、電源取り付け前の状態。

↑ ASUS のマザーボード。まだCPU、メモリーをつける前。

↑ CPU Corei7 4770Kを挿入。運用時はこの上に冷却ファンがつきます。導入当初は Windows8.1をインストールして約8年間運用しましたが、サポート終了に伴い新しい機種(前述)に変わりこの機種は現在、True NAS サーバーとしてまだ現役で活躍中です。

IoT

IoT=Internet of Things=さまざまなモノをインターネットに接続する技術、とされています。我が家では「Amazonアレクサ」、「Switchbot」、「TP-Link」といったインターネットを通じて制御できる機器を活用しています。仕事の日は6:00にリビングの照明をつけると同時にラジコを流す。そして、家を出る7:00に玄関の照明をつけて5分後に消灯。夕方17:30にはリビングのスタンドランプを点灯させる。そして就寝時には常夜灯をつける。といったことを自動でやらせています。またエアコンを外出先からオンさせることもできるので暑い夏の日などは非常に便利です。しかも、リマインダーのようなことも音声で喋らせることができるので忘れそうなことをアレクサが教えてくれたりします。

IFTTTを使えば、さらに複雑なこともできますが、無料版は完全オリジナルのアプレットは2つまでしか使えません。(他の人が作成したアプレットを使う分にはこの制限はありません。)以前は無料版でももっと使えたのですが、それが5個になり現在2個とどんどん制限がついて残念なことです。(てか、金払えばいいだけですがwww)因みに、Pro版でオリジナルアプレットが20個使えますが、今のところそこまで増やす必要性もないので無料版で十分かと・・・

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