ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)、1756年1月27日生
ドイツ3B(バッハ、ベートーベン、ブラームス)といえばクラシックに興味のない人でも知らない人はいないぐらい有名な作曲家ですが、ドイツ出身ではないモーツァルトも同様です。
まだ中学生か高校生だった頃、我が家の朝は1010kc 朝日放送(JONR)で始まりました。ラジオをつけてしばらくするとモーツァルトのクラリネット協奏曲第3楽章Rond.Allegroの軽快な音楽が聞こえてくるのです。「朝日新聞の声」のテーマ音楽になっていてほんの1分程度のことですが、その後コラムが読まれ最後も同じ曲が流れて番組が終了する、という流れでした。
当時、クラシックにはあまり興味がなくこの曲がモーツァルトだと知ったのはかなり後のことです。モーツァルトの曲はドラマなどでも印象的に使われています。例えば「白い巨塔」(田宮次郎テレビ版)では財前が亡くなる場面でレクイエム「涙の日」が流れていました。最近では大河ドラマの「鎌倉殿の13人」でもレクイエム「怒りの日」が使われていました。映画「ショーシャンクの空に」ではフィガロの結婚序曲など。
クラリネットといえば思い出されるのがカラヤンの秘蔵っ子と言われた「ザビーネ・マイヤー」。首席奏者の座を巡りカラヤンとBPOとの間に軋轢があったものの、それでかえって有名になりました。べっぴんさんのジャケットに惹かれたわけでもないのですが(過去形w、私と同年代なのでもういい年ですが、相変わらずお綺麗です。)CDも持っています。
生涯に600を超える曲を作った天才の作品でお気に入りはクラリネット協奏曲とクラリネット五重奏、そして最後の交響曲41番ですね。今日は久しぶりにザビーネ・マイヤーのクインテットを聞いてみたくなりました。
朝日新聞の声(厳密には「朝日新聞の声」を紹介しているわけではありません。)
ケッヘル番号
モーツァルト・クラリネット五重奏(CL:ザビーネマイヤー)
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