2024年10月17日は37回目の献血に行きました。 猛暑が終わったとはいえ10月半ばになっても電車内はエアコンがつくぐらいで少し歩いても汗ばむほどの暑い一日でした。
さて、三ノ宮駅を降りていつものセンタープラザ内の「minamo」にやってきました。 全血献血は今年は既に3回やっていて制限がかかっているので今日は成分献血をします。
↑ 過去36回全て全血献血だったので成分献血は初めての経験です。 そこまでして献血に行くのは理由があって献血にも年齢の制限があり69歳までしかできません。なんとかキリのいい50回に到達したいと思っているのですが全血献血ではどう頑張ってもあと9回しかできないので50回には届かないのです。 成分献血なら2週間後からできしかも年間12回(血小板成分献血は1回を2回分に換算)までできるので十分50回は達成できるというのが理由なんです。
成分献血は初めてなのですが、全血献血でも行われる血色素量検査の他に、心電図検査をしないといけなくてビックリしました。加えて、取りだした血液から血小板と血漿を抜き取り赤血球をまた戻すという手順が加わるので全血献血に比べるとかなり時間がかかるのが欠点といえます。
リクライニングソファーのようなところに座るのは同じなんですが、なぜか靴を脱がされました。そして針を静脈に入れられるのも全血と同じなのですが横には大きな機械が鎮座しています。これで、血液を分離しているのでしょうか。 始まってしばらくするとその機械にぶら下がっている袋に黄色い液体が流れ始めます。 えぇ、こんな液体が体の中を回っているのか?、そして人間の体ってこんな不思議なことをやっているんや!!と、感動してしまいます。 そんなことを考えながら、首を目一杯曲げて興味津々、機械の方を見ていると看護師さんがその様子を見つけてわざわざ機械を私の方に向けてくださいました。
かつては、片方の腕から血を抜きながらもう片方の腕から戻していたようですが、この機械は片方の腕だけで血を抜くのと戻すことを同時にやってのけるようです。 そのほうが献血者にとっても少しでも負担が少ないですよね。 そして、11時頃から抜き始めて40分ぐらいですべて完了です。 看護師さんからは「血漿を600ccほどいただきました」と説明がありました。 その後血圧を測り5分ほど休憩して終わりです。
全血の時は流れ作業のような感じで10分ほどで終わってしまうのであまり考えたことはなかったのですが、今回成分献血をしてみて思ったのは自分の体内で作られた液体が誰かの命を支えているという不思議な感動でした。 これがボランティアといえるのかどうかですが、献血は完全無報酬です。 能登にも行けない身としては、少しでも他の人の役に立ちたいのと、なにより献血ができる健康体に感謝しつつ69歳まで続けたいと思っています。
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