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恒例 初日の出の撮影(+山陽電車)

現役の時は元日なんてまず休めなかったので「初日の出」なんて見たことはなかったし、見られたとしても電車内からでした。なので、毎年場所を変えて撮影しようと思って5年目。2019年は垂水区塩屋の高台から、2020年は須磨海岸、2021年は曇りのため自宅近く、2022年は再び塩屋町、そして今年は垂水区滝の茶屋駅に行ってみることにしました。

↑ 自宅から山陽電鉄西舞子駅に向かう途中、山田川河口にある山田橋から終夜点灯している明石海峡大橋を撮影しました。川面に橋の光が映り込む大好きなスポットです。

西舞子駅で5030系の特急がやって来ました。広畑に通勤している時に乗換駅の飾磨でこの車両が来た時はとても嬉しかったことを思い出しました。翌1998年の梅田直通に備えて増備された新製車両だったからです。あれから27年の歳月が流れましたが相変わらず元気な5030系に出会えて感激です。因みに同時期に作られた5630は荒井駅で大きな事故に遭いながらも無事復帰を果たしています。

↑ この駅は高台にあるので駅構内はもちろんのこと、線路沿いの道も近所の人がたくさん集まっています。この時点で6:57でしたが、日の出時刻の7:06頃にはさらに多くの人が来ていました。もう少し西の某スポットは殆ど誰も来ない穴場なんですが・・・

↑ 日の出予定時刻を過ぎること18分、7時24分にやっと雲の切れ間から初日が姿を現しました。地球から1億5,000万キロ離れた直径139万キロの巨大な星。元日と日食の時以外はほぼ見向きもされないこの星が今日ばかりは多くの視線を集めて誇らしげに姿を現すその姿に、古代人同様に今日見ている人たちも神々しさを感じたことでしょう。

↑ 7:24、すっかり雲の間に上がってきました。f/32まで絞ってやると光芒がでてきました。雲が邪魔でしたが、まぁまぁきれいな初日の出だったと思います。シャッターを切りながら今年1年の平安を祈りました。

↑ 前者アルミ車体の3072が初日を受けて輝いています。古い車両の多い山陽電車ですが、これは比較的新しい車両で、新製時から冷房搭載車でした。

↑ 7:40頃になると人もだいぶ少なくなってきました。初日は上の雲に隠れ、レンブラント光線がきれいに出ています。邪魔な雲もこんな光景を見せてくれます。

↑ さて帰りは、舞子で降りて景色でも撮りながら自宅まで歩いて帰ることにしました。途中、西の空には月が残っていました。そして、見えているの桜の枝。主役になるにはまだしばらくかかりますが、確実に準備を進めていることでしょう。

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