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QSLカード印刷会社のこと

浦島太郎状態の私にとって「アド・カラー」とか「デザインナカニシ」といえば、QSLカード印刷の定番のような会社でした。ふとしたことで、この2社が廃業したことを知りました。

アド・カラーの廃業を伝える記事

デザインナカニシの廃業を伝える記事

アマチュア無線局が減少傾向なのと電子QSLが増えていることで、印刷会社の経営もかなり厳しいのだろう、というのは容易に想像がつきます。私もこの2社で印刷を依頼したことがありますので、一抹の寂しさがあります。これ以外に、大阪市東成区に「富士印刷」という会社にも注文したことがあります。残念ながらネットで調べても出てこないので果たして今でも営業しているのか不明です。

これら3社以外にもたくさんの印刷会社がQSLカードを印刷していましたが、果たしてどれぐらい残っているのか、興味があります

先日、ハムフェア2023に行った時に「アイカラー」がQSLカードの注文チラシを配っていて、なんか凄い懐かしさを覚えました。アマチュア無線から何十年も遠ざかっていたので「QSLカード」という単語自体の響きに懐かしさを覚えたのかもしれません。

↑ 1980年頃に大阪市の富士印刷で印刷したQSLカード。版下を持ち込んでオヤジさんと直談判した思い出があります。ビニールカードを売りにしていました。コール面がごく薄いビニール加工がされているのでこのように呼ばれているのかもしれませんが、そのためツルツルして今でもきれいです。

ワープロで版下を作り印刷屋に注文したQSLカード

↑ 1990年頃にアド・カラーで印刷したQSLカード。写真ではわかりにくいですが、この面全体が浮き出し印刷という技法で作られています。普通印刷よりやや高くなりますが独自性が出せて好評でした。

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