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国保から社保へ

2023年3月末に65歳定年で退職したあと、しばらくは会社の健保組合の任意継続に入っていました。一般に任継の方が安いと思われていますが給与額によっては国保の方が安いこともあります。ただ、私の場合は60歳以降は「高齢再雇用」扱いで任継の方が安くなるのでそちらを選択していました。ただ、その任継も2025年3月末で終わってしまい、いよいよ国保の世話になるわけですが、6月頃だったか区役所から届いた保険料額通知を見てびっくりしてしまいました。年額で30数万円!!これには本当にビックリしてしまいました。さらには65歳以降は介護保険料も跳ね上がっているのでたまりません。2023年10月頃からはアルバイトもしているのでその影響もあるのかもしれませんが、それにしてもべらぼうです。

で、このたびアルバイト先に相談したところ週20時間超(それ以外にも条件はありますが)の勤務であれば社保に入れる、とのことでした。ところが週20時間超の勤務をした場合に社保加入をすると、健康保険だけではなく厚生年金(これは70歳まで)にも強制的に加入させられてしまいます。それに所得が増えると所得税も増えてしまいます。そこで、いったいどっちが得なのか知人に試算してもらいました。

現在の週20時間未満で国保に入った場合 所得税+住民税=約17.8万円 国保料約32万円 計49.8万円

週20時間超にした場合         所得税+住民税=約18.4万円 社保料約18万円 計36.4万円

いずれのケースも年金額を加算して試算しています。

試算の結果は週20時間超の勤務にして社保に入る方が ▲13.4万円になることがわかりました。これは大きいですねぇ。簡易試算なのでもう少し変動はあるものの概ねこんなもんだろうということと、厚生年金についてもこのまま働いて上限の70歳まで掛けたとすると年額約3万円の増額になる(月額にすると微々たるものですが生涯続きます)とのことで、「週20時間超にして社保に入る方が絶対にお得」というのが結論でした。これを元にアルバイト先に話をして週20時間超の仕事をさせてもらうことにしました。

いままで大体週2日程度(月に8日~10日)の勤務だったのが週3日(月に12日程度)に勤務日数が増えますが、この程度であればそんなに負担にもならないと思います。この年になって働くのもどうかと思いつつ、一日中家にじっとしていても一銭の金も転がり込まないわけだし、仕事に行ったら行ったで同年代の人とも話が弾むわけでまぁいかなと思っています。

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