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大河ドラマ「篤姫」

NHK BSで2008年(もう16年も前なのか・・・)の大河ドラマ「篤姫」が再放送されています。歴代最年少での主演で話題になりましたが、今見ても話題に負けない好演だと思います。共演の堀北真希は後の朝ドラでヒロインを務め、正反対の役柄をこなしていたのが印象的でした。

さて、ドラマの内容もさることながら、いつも思うのはテーマ音楽の素晴らしさです。大河ドラマは長期にわたるため過去には見られないことも多かったのですが、私の印象に残る大河のテーマ音楽のベスト5に入る名曲だと思っています。

ティンパニとドラ、シンバルで始まる冒頭部、そしてオーボエ、クラリネット、ホルンの掛け合いに続いて篤姫を彷彿とさせる主旋律に続いていきます。途中中間部を挟んで最後は金管が効果的に使われ静かに曲をとじていきます。これ、まさに「篤姫」の激動の人生を現すのにふさわしいテーマ音楽(前奏曲)だと思います。

作曲者の吉俣良さんは鹿児島出身なのでこのドラマでの思い入れもひとしおではなかったのではないでしょうか。なお、作曲者が指揮をしたテーマ曲がYouTubeにアップされているので紹介しておきます。ドラマ版よりテンポを抑え、より作曲者の意図を現した好演となっています。

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