当地に引っ越したのが震災のあとだったのでかれこれ30年になります。(早い!!) 引っ越しに使った最後の段ボール箱からゲルマニウムラジオキットが出てきました。 中にはスパイダーコイルを巻くための台紙とUEW線(0.3mm)、お決まりのダイオードは入っていますが肝心のバリコンはありません。
なにかのキットなのは間違いないのでしょうが、もしかしたらバリコンはアルミ箔等で別途作るようなものだったのかもしれませんが、今となってはこれ以外に何らの資料も残っていません。 バリコンは通販でも取り寄せることができるし、最悪アルミホイルで作ることもできますが、コイルについては巻かないことには話にならないので取りあえず巻くことにしました。


↑ 巻き終わったところ。あとから気がついたのですが、真ん中の穴はこのコイルを支持するために使うもののようなのであとから手を加えることにします。(接着剤で固めてしまったのでwww)

↑ コイルのインダクタンスを計ってみたところ、0.305mH(=305μH)でした。 単純に計算すると30pF~300pF程度のバリコンを用意できれば526KHz~1663KHzをカバーできるので中波帯を受信できることになります。
そういや、小学生の頃に「電子ブロック(学研製)」を買ってもらい初めて作ったのがゲルマニウムラジオでした。混信がひどい印象があったのがご愛敬ですがその当時を思い出して引き続き作っていきたいと思います。
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