愛読しているメールマガジンに「わだらんの琵琶湖線雑記帳」という某鉄道マニアのエッセイがあります。月3~4回程度の不定期発行ですが、鉄道に関するいろいろなことが書かれていて内容も非常に興味があって楽しいものです。最新のは12月30日発行のもので座席指定のことが書いてあって一部抜粋すると。(()内は筆者が追加しました)
(3502A)にさて座ろうと思うとあれ先客が。
https://www.mag2.com/m/0000145772より
はて、ここ私の席で、と言うと先客も座席を確認して、あれ、やはりあっている。
車掌もやってきて、あれ二重発券かと悩んだその時、
わだらんの指定券が18:45であることに気がついた。
まぁ半分酔って座席を確保したので、18:15(3502A)のつもりで取った座席は、
実は18:45(3510A)のものだった、というわけだ。
もちろん先客には平謝り、車掌氏も安心して一件落着。
これを読んで私もふと思い出しました。現役の最終盤は朝のラッシュがどうにもしんどくてほぼ毎日のように有料の通勤特急1082Mに乗車していた時のことです。この列車、私と同様の考えを持った人がたくさんいてかなりの割合で毎日同じ座席を指定しています。なんといっても明石から大阪までの34分間確実に座れるのが魅力でした。私はだいたい3号車8Dか8Aを指定していましたがその日は先客が予約していたので10Dにしました。実はこの10Dもほぼ毎日同じ人が予約していていわば顔なじみになっていたので今日は休みなんだろうな、などと考えていたのです。(話したりはしてないんですけど)
そしていざ、明石から乗車しようとするとなんと10Dに件の人が座っているではありませんか。アレアレと思って声をかけるとその人がスマホを確認しながら「あれ、今日は予約したと思っていたのに忘れていたのかな・・・」と。まぁ、こっちに料金云々などという権限はないので「隣に座りはったら」などと言ったんですけどバツが悪かったのか別の車両に移動されました。大阪駅ではいつもの桜橋口に降りていかれたので同じ1082Mの別の車両に座られたのでしょう。
今年の年末は「のぞみ」も全車指定席になるようですが、同様の事例が起きているやもしれません。人間、誰しもミスをするもの。居丈高に相手を非難するのではなく、おおらかな気持ちで対応したいものです。
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